但馬ペーパークラフト02

一円電車

イチエンデンシャ

1yen

 DATA

 10/6/25〜順次公開


 分類:近代化遺産・交通

 スケール:1/50

 制作者:RYO


※ダウンロードは別ページになります。


▼ 一円電車について

一円電車は、1929〜1985年に、明延〜神子畑間約6kmを結んでいた明神電車の愛称です。
当初は従業員運搬車両として使用されていましたが、後に客車を設け一般乗客を運ぶように
なりました。当初、社内50銭・社外5円の運賃でしたが、50銭のお釣に困るという理由から、
昭和28年7月1日より、社内1円・社外10円と改定され(※)、それが後に”一円電車”の名前の
由来となりました。

 当時は、あかがね・しろがね・くろがね・あおば・わかばなどの客車をはじめ、トロリーや運搬車
など、小さくて特徴的な車両が活躍していましたが、鉱山が閉山とともに廃線となり、その後は
大屋町の明延鉱山学習館とあけのべ振興館、神子畑選鉱所跡、生野町の生野銀山の
4箇所に展示・保存されています。

(※)…『三菱明延』第31号(昭和28年7月1日号)、閲覧。



▼ 一円電車ゆかりの場所

・あけのべ振興館…2台展示。すぐ近くにくろがね号を展示、乗車体験できる。
・明延鉱山学習館…11台展示。762mmと500mm軌間の車両がある。
・明延自然学校…3台展示。500mm軌間の鉱山内車両を展示。
・神子畑選鉱所跡…車両3台展示。選鉱所は2004年に解体。巨大なシックナーが残る。
・生野銀山…3台+α展示。
・ムーセ旧居…旧神子畑鉱山事務舎。現在は写真館として公開。
・神子畑鋳鉄橋…珍しい鋳鉄の橋です。国指定重要文化財。

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